小説や評論を書きつつ短歌も作っている私の読書日記。毎日出会うさまざまな本への思いを中心に、日々の出来事やその感想についても綴ります。おつきあいいただければうれしいです。
垂乳根の母さん牛のメグミルク温めて飲む風邪気味の午後
これも初期の一首です。「垂乳根の」は「母」にかかる枕詞。「メグミルク」の「メグミ」と「恵み」(乳牛からの恵みとしての牛乳)を掛詞にしてみました。私にしては珍しくレトリカルな試みでした。風邪をひいた日の午後の、少し微熱があるときのボーッとした感じを出したいなと思って作ってみました。
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